『はやぶさ/HAYABUSA』映画 [見る]

僕は、お父さんと、2012年4月2日に『はやぶさ/HAYABUSA』という映画を見ました。

はやぶさ/HAYABUSA [DVD]

はやぶさ/HAYABUSA [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


〔感想〕
はやぶさは、皆様御存知の通り、小惑星イトカワに飛んだ小惑星探査機です。その一部始終が映画に刻まれていました。
2010年6月13日、オーストラリア・ウーメラ砂漠では、JAXA対外協力室の水沢恵が「はやぶさ」の大気圏再突入を待っていました。
それから遡ること8年前、2002年の夏、水沢は的場泰弘の講演会を熱心に聞いていました。閉会後、水沢は的場に声をかけます。後日、彼女に的場から宇宙科学研究所への誘いがありました。水沢は萩原理の下で対外協力室のスタッフのかたわら、坂上健一が率いる小惑星探査機「MUSES-C」に搭載するためのカメラチームでも働くことになります。探査機はイオンエンジンの推進と地球スイングバイによって小惑星イトカワまで航行し、小惑星のサンプルを回収した上で地球に帰還することを目標とした、世界的にも例の無いプロジェクトでした。
広報として子供たちに説明をする水沢は、つい専門用語を駆使しすぎて説明してしまい、親子連れに呆れられてしまいます。分かりやすい説明の必要を感じた水沢は、日本の探査機開発の歴史を調べ、坂上やプロジェクトマネージャー・川渕幸一の関わってきた姿を知ります。そして子供たちのために、「はやぶさ」をキャラクター化して説明する絵本を作り始めます。
やがて火星探査機「のぞみ」が軌道投入計画を断念せざるを得なくなり、一般から募集した名前を「のぞみ」に乗せて火星に送るプロジェクトも合わせて頓挫します。水沢は亡き兄の名前で応募していたことを的場らに明かします。彼女の宇宙への思いは、幼くして亡くなった兄の遺志を継ぎたいという気持ちからでした。
彼らの計画する小惑星探査機「MUSES-C」は、低予算に苦しみ、打ち上げ予定地の漁業関係者や文科省との交渉、材料の軽量化などに悩まされながらも、「はやぶさ」と名付けられ、2003年5月9日スタッフや地元の人々に見守られつつロケットによる打ち上げを成功させました。はやぶさは宇宙の旅を続け、搭載されたカメラは世界で初めてイトカワの姿を捕えました。だが、イトカワへのタッチダウンは不時着してしまい、故障の恐れがあることが分かります。スタッフに不安が広がる中、川渕は再度のタッチダウンを決断します。帰還の途についたはやぶさは通信途絶し、数週間もの間行方不明となってしまいます。
そんな中、水沢は博士号取得を目指した論文が不可となり、先の見えない研究の道に空しさを感じ始めます。さらに坂上が契約期間終了のためJAXAを去ってしまいます。坂上は科学者としての心構えを説き、水沢を激励して去って行きます。長年にわたる「はやぶさ」の計画の中で、定年退職した萩原のようなスタッフもいれば、開発途上で亡くなり計画の最後を見られないまま去る者もいました。水沢は兄の墓前で、兄の遺志を継ぐだけでなく自分自身の想いが大事だと母に諭されます。
ようやく復帰した「はやぶさ」は、燃料漏れなどによる故障のため満身創痍の状態でした。ぎりぎりの帰還劇に、川渕は岡山まで足を延ばして神社で祈願をし、宇宙好きの人々はインターネットを通じて水沢のレポートを読みながら祈るように見守り続けていました。
大気圏再突入の夜、ウーメラの大地に立ってその瞬間を待つ水沢のもとに坂上が現れます。カプセルを地上へ分離し、自らは燃え尽きてゆく「はやぶさ」の姿を見るスタッフたちの目には涙が光っていました。
その後、ある講演会場には、的場の見守る中理学博士として「はやぶさ」に関する講演をする水沢の姿がありました。水沢は宇宙への思いを通じて知った「命」の素晴らしさを説き、観客たちの拍手を受けました。
とても面白い映画でした。僕も宇宙に興味があるので、このような映画をもう一度見てみたいです。「はやぶさ」、帰って来て良かったですね。無事微粒子も持ち帰って来ましたし……。また、こんな衛星が打ち上がると良いですね。
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SGW

半分くらい寝てたようでしたけど…
あと、コピペはやめて自分で考えた文章を書きましょうね。
by SGW (2012-04-03 15:25) 

淀飆

聞こえません。
コピペって何のことですか?
by 淀飆 (2012-04-03 17:29) 

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